平成24年度第2回全体会 議事録

日 時
平成25年2月26日(火) 13:30~15:30
 
会 場
ふれ愛支援センター 多目的ホール
 
司会進行
湯沢町身障者協会 大津 会長(湯沢町自立支援協議会会長)
 
参加者

南魚沼市身障者協会 南雲 六日町地区代表(南魚沼市自立支援協議会会長)
湯沢町身障者協会 大津 会長(湯沢町自立支援協議会会長)
(社福)南魚沼福祉会 まきはたの里 長田 施設長
(社福)雪国ボラントピア マイトーラ 井口 総務課長
新潟県南魚沼保健所 鈴木 地域保健課長
新潟県南魚沼地域振興局健康福祉環境部 高橋 地域福祉課課長代理
南魚沼公共職業安定所 柴野 統括職業指導官
南魚沼市社会福祉協議会福祉係 松井 係長
南魚沼市ボランティア連絡協議会 原沢 会長
南魚沼市障がい者相談員 池田 相談員
湯沢町精神障害者家族会 原沢 会長
(社福)桐鈴会 黒岩 理事長
NPO法人ドリームハウス 和田 理事長
南魚沼市精神障害者家族会 関 会長
南魚沼市手をつなぐ育成会 中俣 会長
新潟いなほの会魚沼地域 勝又 グループ長
マイトーラ 池田 生活支援課長
魚野の家 中澤 サービス管理責任者
まきはたの里 堀 サービス管理責任者
セルプこぶし工房 黒田 サービス管理責任者
太陽大地の家 遁所 精神保健福祉士
障がい者就業・生活支援センターあおぞら 池田 就労支援コーディネーター
障がい者就業・生活支援センターあおぞら 田川 就労支援員
工房とんとん 星野 管理者
新潟県立小出特別支援学校 田野辺 進路指導主事
南魚沼市福祉保健部福祉課 小倉 課長(事務局)
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係 渡辺 係長(事務局)
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係 平賀 主任(事務局)
湯沢町健康福祉課福祉介護班 笛木 主任(事務局)
湯沢町健康福祉課福祉介護班 南雲(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 江部 施設長(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 高橋 副主任相談支援専門員(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 佐藤 相談支援専門員(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 堀口 相談支援専門員(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 古藤 相談支援専門員(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 高橋(事務局)

1.開会
開会の挨拶
南魚沼市 福祉課 小倉課長
2.議事
(1) 専門部会報告
就労部会
中澤 部会長
居住部会
池田 部会長
訪問・日中活動部会
堀 部会長
児童療育部会
勝又 部会長
追 記
南魚沼市児童相談所の職員に来てもらい、業務内容等を民生委員2名の参加を含め、話を聞き、連携について検討した。今後も継続していきたい。
南魚沼市UD支援事業について、3年目となり連携がとれてきていると感じる。UD訪問チームに今年度から作業療法士が加わり、医療面からのアプローチ等を保護者へ根拠を持って話がしやすくなった。
湯沢町ハートフル子育てサポートについて、2年目となり連携がとれてきている。自立支援協議会を通じて南魚沼市の状況が伝わり、ネットワーク作りができている。
勝又部会長の講演について、保健師対象の療育の会、小中学校の介助員、小中学校の教員へ障がいのある子の親の立場として話をさせていただいた。今後は保育園を予定。
相談支援体制整備部会
江部 部会長
地域移行支援部会
江部 部会長
移動ワーキングチーム
江部 事務局
追 記
南魚沼市地域交通協議会(委員20名)へ委員として参加。障がい分野のみではなく医療機関や公共施設等、市内の交通の利便性を確保する事が目的。アンケート調査を高校生、利用者、市民を対象に行った。高齢者の通院や高校生の通学、また時間帯等によっても課題が見つかった。次回の会議に移動WTとしてパブリックコメントを提出したい。 
南魚沼市 南雲会長
(2) 次年度の体制・活動予定
相談支援センターみなみうおぬま 江部委員
現状の開催回数だと議論が積み上がらない、本来業務が多忙で自立支援協議会の優先順位が下がってしまう等の課題があるが、自立支援協議会から挙がった意見は利用者に近い最前線で働く方たちの総意として大切に扱ってもらえる。きちんと意見を吸い上げられる仕組みを構築する必要がある。
運営会議で会長、部会長を含めて議論した。まずは自立支援協議会の優先順位を上げるために開催日程を決めて周知する。各部会の議論されている内容を共有する。 
相談支援センターみなみうおぬま 江部委員

開 催 役 割
部会 現場に近い立場で地域のニーズを吸い上げる
事務局会議 部会から挙がったニーズを取り纏め、各部会へ情報共有
運営会議 部会の進捗状況確認、部会に対してフィードバックとオーダー
全体会 議案の承認・不承認、再オーダー
質 疑
重度障がい者の生活介護の要望について、特別な支援が必要な方へ施設側として対応に困難な事例がある。現在は特別対応として行なっているが、常時継続して行うには負担感があり、実情を理解していただき、自立支援協議会で議論して根本的な解決に繋げてほしい。
南魚沼福祉会 長田委員
個別支援が必要な方への対応。ハード面では車いす利用者の占有面積、パニック等で人と関われない人への個室、身体障がい者の入浴(設備がない)、バリアフリーではない、利用者個々へ職員の対応スキル、行動援護
送迎について送迎車に車いす利用者が乗車する場合の占有面積
報酬体系、整備資金、人材確保
医療面の対応
各部会から様々な課題が出ている中、啓発の根本が理解されていないということなので、更なる協力体制を構築しなければならないと考える。また、可能であれば行政から経費の部分を賄って頂くことで解決するところもあるのではないか。今日報告のあった課題、終わった事、検討事項等をもう少し突っ込んで、成果として形になれば、頑張って頂いている各部会の皆様も更に一歩前に進もうという思いに繋がるのではないでしょうか。行政側から協力的に考えて頂けると有り難い。
雪国ボラントピア 井口委員
南魚沼市立総合支援学校について、自立支援協議会に参加するようになり、小出特別支援学校が溢れるということから署名活動が始まり、設立となったことは成果だと思う。
勝又 部会長
桐鈴会ではこれまで高齢者事業だけを行ってきて、自立支援協議会に参加して皆様から色々な情報を得ることができたおかげで新たな障がい者の事業所を開設することができたのが成果だと感じている。
桐鈴会 黒岩理事長
お忙しい中、皆様にお集まりいただいているので、実のあるものにしていただきたい。先程、就労部会から報告があった定員オーバーの施設と定員割れの施設があり、ここで移動と工賃についての課題が出て来る。こういった事をそれぞれの部会に振って話し合うのが課題。
南魚沼市 南雲会長
形として実を結ぶことが出来ないと、この会の意味がない。検討事項が多い為に部会を作った形になったが、部会で検討していることを全体会で検討しないと前に進まないので、その辺を考えていただきたい。各部会から全体会で報告をしていただいているが、何をどういうふうにどうしたいかを具体的に示してほしい。
湯沢町 大津会長
(3) 障がい福祉計画の進捗状況について
3.その他
(1) 虐待防止法施行について
南魚沼市福祉課障がい福祉係 平賀主任
南魚沼市では現在、身体的虐待2名、性的虐待0名、心理的虐待2名、放棄・放任(ネグレクト)3名、経済的虐待1名の1月末現在で合計8名の相談がある。うち7名を虐待と判断し、対応をしている。障がい者虐待防止について通報者が虐待になるか判断する必要がなく、あやしい感じを持ったら遠慮なく市役所に連絡をしてほしい。
(2) 総合支援法施行について
湯沢町健康福祉課福祉介護班 南雲
総合支援法になり障害者の範囲に変更があり、難病等が加えられる。難病等の方の認定調査に医療的判断が重要となることから、保健師・医療職と同行することが望ましい。
「障害程度区分」改め「障害支援区分」の創設
平成25年4月1日施工(一部平成26年4月1日)
(3) 市立総合支援学校について
南魚沼市福祉課障がい福祉係 渡辺係長
校舎の工事はほぼ完了し、保護者向けの説明会・見学会を行った。
3月5・6日に市の竣工検査を行い、その後引き渡しとなる。
3月9・10日に一般公開予定。
児童生徒数は湯沢町と南魚沼市で59名。(小学部13名、中学部14名、高等部32名)
始業式は4月8日、開校式・入学式を4月10日に予定。
体育館棟に日中一時支援を併設。
(4) 新事業所の紹介
工房とんとん
工房とんとん 星野管理者
現在、相談支援センターみなみうおぬまと協力して工房とんとんを利用希望者と相談面接を行っている。3月16・17日に内覧会・試食会を行い、4月1日に作業所・パン工房を開所予定。すずカフェable(喫茶店)として八色の森公園や近隣の病院に来る方々に昼食を食べていただくのを目指してすずカフェableを4月20日にオープン予定。4月1日~20日の間はパンを作って、大きな事業所や公共機関に営業販売を行う予定。
現時点で生活介護の定員6名中3名、就労継続B型の定員14名中9名が確定しているが、他施設や家庭の事情により4月1日からの利用者は僅かであるが、今後開設予定の「GH・CHおひさま」が利用できれば他市町村からの希望者がある。「GH・CHおひさま」の定員は重度3名、軽度4名のうち軽度4名は女性を考えおり、重度3名は既に希望者が多くあり、入所判定会議で決定したい。
GHひだまり「こぐりやまホーム」
南魚沼福祉会 長田委員
南魚沼市小栗山に4月1日に開所予定。開設にあたり湯沢町・南魚沼市の精神障害者家族会の皆様に補助金をいただき感謝しています。定員7名、男女混成型、入居者についてはまきはたの里から5名、地域から2名となっている。職員はパート職員4名をローテーションして配置する。
設置場所について障がい者ということで地域の理解を得るのが困難だった。身体障がい者はイメージできるが、知的障がい者や精神障がい者の方がイメージできないことや高齢者の認知症と混同されているところもあった。また、入所者は24時間支援体制の必要がない方を対象としているが、24時間支援体制がないというのが承諾を得られない理由としてあった。
日中一時支援「マカロン」
南魚沼福祉会 長田委員
まきはたの里で以前より併設して日中一時支援をおこなってきたが、市立総合支援学校の開校に伴い、市立総合支援学校に単独型として実施予定。春休み・夏休み・冬休み等の長期休みについては学校が閉鎖されるので従来通りまきはたの里で実施する。単独型と併設型の両方を4月から行う予定。
早朝支援については市立総合支援学校の利用者に限る。送迎は行わない。放課後については従来通りで、市立総合支援学校の生徒も利用可能。
利用者の増減は2~3割増えると予測し、スタッフの増員を行う。市立総合支援学校に介助員として雇用する職員に学校終了後にも「マカロン」の職員として働いていただけば学校支援と福祉支援を統合して効果が発揮できるのではないかということで、パートとして雇用する。
市立総合支援学校での「マカロン」は4月10日開設。それまでの間はまきはたの里で実施する。
質 疑
南魚沼市、湯沢町の障がい福祉計画についてもっと分かりやすくしてほしい。数字の表で縦が年度となっているが、横に持ってきたほうが進捗率等が分かりやすいのではないか。または表を別紙にしても良いので、わかりやすくしてほしい。また、提案された年間スケジュールと障がい福祉計画の数値目標とのリンクがどうなっているのか分からない。自立支援協議会の部会で障がい福祉計画の数値目標を達成する為にどのような事が必要で協議していくかの視点として必要ではないか。そうすれば全体会で目的を持って話し合いができるのではないか。
南魚沼公共職業安定所 柴野委員
4.閉会
閉会の挨拶
湯沢町 健康福祉課 関課長
(代読 湯沢町 笛木)