平成25年度第1回移動ワーキングチーム 議事録

日 時
平成25年6月18日(火) 10:00~12:00
 
会 場
南魚沼市役所 2階会議室
 
リーダー
南雲 会長(南魚沼市自立支援協議会)
 
担当事務局
古藤 相談支援専門員(相談支援センターみなみうおぬま)
 
参加者
南魚沼市福祉課障がい福祉係 小林係長
南魚沼市福祉課障がい福祉係 平賀主任
南魚沼市都市計画課 大塚係長
南魚沼市都市計画課 野上主任
南魚沼福祉会 長田理事
手をつなぐ育成会 中俣会長
南魚沼市自立支援協議会 南雲会長(リーダー)
相談支援センターみなみうおぬま 江部施設長
相談支援センターみなみうおぬま 古藤相談支援専門員(事務局)
議題
  1. 現在の活動について
    昨年度からの継続協議事項の確認、進捗状況報告
    本年度の開催回数や議題の内容について提案、協議
  2. 福祉有償運送やその他の移動について意見交換
  3. その他
記録
昨年度からの継続協議事項の確認、進捗状況報告
本年度の開催回数や議題の内容について提案、協議
昨年度は総合支援学校の通う重症心身障害児の通学について議論した。重症心身障害児4名の内3名が通学方法については市が助成する福祉タクシーを利用しながら通学することが可能となった。
また、協議会として市生活交通ネットワーク計画のパブリックコメントを提出した。
コメントについては都市計画課から福祉課に話があり、共通の認識で検討していくこととなった。しかし、福祉関係の運送については検討対象にはなっていないため、有償運送について議論されるかは不透明。
福祉有償運送について江部センター長より説明。
バスが走っていない山間地においては、福祉の資格を持っているドライバーがいる福祉有償運送があれば安心して利用できる。
車椅子で福祉タクシーを半額に減免したとしても額が高く頻繁には利用できない。バスやタクシーの利用だけでは、制約者の交通が確保が不十分な地域もあり、自立支援協議会で検討した上で有償運送(白タク)、自家用旅客有償運送の取組への検討は可能であるし、福祉有償運送を行うための協議会も設置されており、陸運局の許認可がとれる条件は整っている。
魚沼市では魚沼更生福祉会のかけはしが有償運送を行っているが、十日町市、南魚沼市、湯沢町では独自に行っていない。ニーズはあるものの福祉有償運送部分は経営的に苦労されている様子。
採算が取れるかも問題で、どこの事業所等が手を上げてくれるかが課題。
タクシー券の利用状況について確認。魚沼市と南魚沼市比較。魚沼1級から3級、療育A。B、24枚、1回で3枚まで利用可能。南魚沼市1級から4級、療育A、B、30枚、一回で6枚まで利用可能。透析の方、冬場運転できない方の加算もあり。ただし、配付したタクシー券のうち65%の使用率となっている。
自立支援といっても3千円の工賃で2千円の交通費を支払って遣り甲斐は持てるかという問題がある。「自分で運転もできない、公共交通や市民バスも利用できない、できれば、通勤に使えるサービスが欲しい。」という要望がいつも課題で挙がるが解決することはなかった。タクシー券も限りあるため、福祉有償運送は欠かせない。
タクシー業界との調整も必要。
まず、どの程度のニーズがあるのか具体的な把握が必要では。ニーズ調査については時間的な面も考慮して把握できる範囲で実施したらどうか。育成会や身体障害者協会、総合支援学校などの関係を通してアンケートを。それ以外の方は相談支援センターが調査し、9月位をめどにアンケートをまとめられたらいい。
都市計画課)生活交通ネットワークで補えない不便な部分を有償運送で補ってもらえればいい。実態とニーズ調査を踏まえたうえで議論を深めていただきたい。制度や申請等面倒なことがたくさんあると思うが、希望があれば福祉と一緒に協力していきたい。
既存の路線バスの順路を変更できないか。
現在滝谷にあるまきはたの里に通勤している障害者がいるが、沢口のバス停から職場まで数キロ離れていてバス停から徒歩で通勤している実態あり。終点のバス停からまきはたの里まで回って欲しいとのニーズもあり。
障害者だけでなく、地元住民もバス停までの移動が大変。