平成25年度 第2回就労部会 議事録

日 時
平成25年9月5日(木) 13:30~15:30
 
会 場
ふれ愛支援センター 大会議室
 
部会長
中澤サービス管理責任者(魚野の家)
 
担当事務局
小林係長(南魚沼市福祉課障がい福祉係)
 
参加者
南魚沼市教育委員会 北島 指導主事
南魚沼市立総合支援学校 進路指導部 庭野教諭
障がい者就業・生活支援センターあおぞら 田川 生活支援ワーカー
セルプこぶし工房 黒田 サービス管理責任者
工房とんとん 佐藤 サービス管理責任者
相談支援センターみなみうおぬま 古藤 相談支援専門員
魚野の家 中澤 サービス管理責任者(部会長)
南魚沼市福祉課障がい福祉係 小林 係長(事務局)
議題
  1. 支援学校卒業生等の就労継続支援B型を利用に係る経過措置について
    ・スキームについて
    ・実習評価表について
    ・その他
  2. 障害者優先調達推進法の対応について(情報共有・意見交換)
    ・アンケートの状況確認 県・市・町へのとりまとめ確認
  3. 就労系事業所の運営状況や課題について
  4. その他
記録
1 支援学校卒業生等の就労継続支援B型を利用に係る経過措置について
① 直B利用のアセスメント会議の日程は、平成25年12月12日(木)に実施予定とする。
小出特別支援学校、南魚沼市総合支援学校の後期実習終了後の評価が終わった後に実施することが望ましい。
実習の時期:小出特別支援学校 10/21~3・4週間 総合支援学校 10/7~3週間程度
同日通常の就労部会を開催し、終了後に関係者が残ってアセスメント会議を行う形としたい。
② 参集範囲
対象生徒の所属する学校の担当教諭、県、市、就労部会長、相談支援事業所
※就業・生活支援センターの参加については後日協議
③ 対象生徒(H25.9.5現在)小出特別支援学校1名、総合支援学校2名
後期実習の結果で変更となる可能性もあり。
④ フェイスシート、実習評価表については、11月末までに学校から事務局へ提出。
  間に合わない場合は連絡してもらえばOK。
フェイスシート、実習評価表の個人情報や施設名等はクローズし、客観的な形でアセスメントを実施する形とする。個人情報削除の事務作業は学校へ依頼。
⑤ 1人当たり15分~20分のアセスメント協議としたい。
(フェイスシート、実習評価表の説明に10分。アセスメント協議に5分~10分)
「実習評価表」は各学校で現在運用している書式を使用。
資料は事務局が人数分コピーし当日配布。
2 障害者優先調達推進法の対応について(情報共有・意見交換)
市の方で作成する障害者優先調達推進法にかかる物品等の調達方針について、現在作成中であり、次回の就労部会でお示しする。
既にアンケートを提出している事業所もそうでない事業所も随時、修正・情報更新を含め、事務局へ提出してもらってよい。
市以外の県等への依頼については、地域振興局地域福祉課担当や関係者と調整していく。
※平成25年8月に厚生労働省で調達方針が示されている。資料参照。
3 就労系事業所の運営状況や課題について
  (各機関、参加者で就労分野について課題に感じること等)
工房とんとんB型定員14名
現在8名が登録。(前回6月開催時は4名であった。)ただし、精神の方が多く定期的な通所につながらず苦慮している。スタッフの精神障害者への対応スキルの向上も課題。
カフェやパン作りなど、今まで南魚沼地域にはなかった就労活動をしていることは利用者にとっては選択の幅ができ、よいことと出席者より評価コメント有。
現在、ご利用者個別に合った作業提供を行えるよう工夫をしているところ。
魚野の家(相談支援センター、あおぞら)
就労移行支援:定員12名 就労へ結びつく人がいて現在契約者10名。見通しとしては更に今年度中に2名程度が就職し退所する見込み。一方で新規のケース紹介が多くないため、6人定員も検討。ただし、ハローワーク、みなみうおぬま、あおぞら間で就職と福祉的就労の間のグレーゾーンの相談者が一定数あり、「就労移行支援」の候補者とはならないのか検証をしたいところ。繋がりづらい理由として、「給与」「障害受容」などへの抵抗感がある様子。「魚野の家うらさ」についても定員10名のところ契約者8名のまま変化なし。
セルプこぶし工房
利用者の増減については大きな変化はなし。利用者の就労意欲を引き出す支援については他施設同様苦慮している。
相談支援センター
新規紹介ケース(就労系事業所へ)について言うと精神障害者が多い印象。知的障害者は支援学校卒業時に集中。
総合支援学校
教員は総動員で職場実習先、就職先の開拓等に力を入れている。一方で生徒の中には精神的に幼い方も多く、就労意欲・就労意識の向上や醸成は難しい。
教育委員会
市立総合支援学校と連携して「商工会」への障害者雇用や実習等のアプローチも行った。障がい者の就労支援について応援していきたい。