平成25年度 第3回就労部会 議事録

日 時
平成25年12月12日(木) 13:30~15:10
 
会 場
南魚沼地域振興局 1階 第一会議室
 
部会長
中澤サービス管理責任者(魚野の家)
 
担当事務局
小林係長(南魚沼市福祉課障がい福祉係)
 
参加者
湯沢町健康福祉課福祉介護班 南雲 主事
南魚沼市立総合支援学校 庭野 進路部副主事
障がい者就業・生活支援センターあおぞら 高橋 主任就労支援ワーカー
障がい者就業・生活支援センターあおぞら 田川 生活支援ワーカー
セルプこぶし工房 黒田 サービス管理責任者
工房とんとん 佐藤 サービス管理責任者
南魚沼公共職業安定所 櫻井 統括職業指導官
相談支援センターみなみうおぬま 堀口 副主任相談支援専門員
相談支援センターみなみうおぬま 古藤 相談支援専門員
魚野の家 中澤 サービス管理責任者(部会長)
南魚沼市福祉課障がい福祉係 小林 係長(事務局)
議題
  1. 平成25年度南魚沼市障害者就労施設等からの物品等の調達方針について(報告)
  2. 就労系事業所の運営状況について(情報共有)
  3. 障がい者雇用に関する諸課題について(意見交換)
  4. その他
記録
1 平成25年度南魚沼市障害者就労施設等からの物品等の調達方針について
南魚沼市において物品等の調達方針を作成し、市のホームページにアップした。
就労事業所等からの相談については、いつでも可能なので相談してもらいたい。
市役所の関係部所には、庁議やグループウエア等で公開し、お願いしてあるので遠慮なく相談してもらいたい。ただし、民業を圧迫するようなことのないよう一定の配慮は必要。また、事業所の能力を十分に把握した上で相談してもらいたい。
【その他、質問・意見・情報交換】
湯沢町でも平成26年度の調達方針を策定するために協議を始めたところ。
現在、南魚沼市からは南魚沼福祉会(魚野の家、こぶし工房)中心に役務等を受託している状況。工房とんとんのニーズを確認したが現在のところは間に合っているとのこと。
2 就労系事業所の運営状況について
現在の利用状況を推計表を見ると、ここ数年は今の定員でも対応可能な推計となっている。 Ⅲ型については、友の家が定員になりそうで、ドリームハウスは定員15名に対し7名のままとなっている。支援センターが2名ほど紹介したが利用につながっていかない状況。
工房とんとんは1日当たりの利用者数が10.5人となり、ようやく落ち着いてきている。おひさま入居者の知的障がい者が4名入ったことで精神の利用者も落ち着きが見られ雰囲気が和らいだと感じている。重度の方も多くスタッフは常に足りない状況。尚、施設周辺10キロ以内に送迎サービスをしているが、比較的自力通所が可能な方が多く送迎対象者は少ない。授産収入は食品部門がほとんどを占めるが、参加可能な利用者は少ない。一方、授産収入は少ないが、布加工等への参加者が多く2極化の傾向。
まきはたの里の自立訓練事業は利用者が1~2名程度。場所の問題があり、利用者が増えていかない。利用する人は自分で通う力がない方なので送迎サービスは必須。交通の便のいい場所にあるといいのだが。
みなみうおぬまより地域ニーズとして学校中退後ひきこもり等の若年層相談者が多い傾向があることコメント有。集団、社会へ参加できるためのSST(ソーシャルスキルトレーニング)などが必要と思われるような方。又、障がい程度は重めだが就労意欲があり、生活介護にはマッチしないニーズもある。
平成27年度頃には定員が満たされてくる見込みであるが、今後の地活やB型、自立訓練などの在り方について、地域ニーズと調和していけるように見極めていきたい。
「魚野の家うらさ」の今後についても、地域ニーズに即していきたいと考える。
3 障がい者雇用に関する諸課題について(意見交換)
南魚沼福祉会では現在ジョブコーチ2名を登録してあるが、本業が忙しく対応できない状態。来年度は改善していきたい。ジョブコーチを求める企業は多い。福祉法人のジョブコーチ(1号ジョブコーチ)だけではなく、企業の社員によるジョブコーチ(2号ジョブコーチ)で定着できるよう支援する体制も必要では。
企業に雇用された方で、就労中に困難等に直面した際、そういう方の相談先はどうか。
ケースバイケースだが企業がハローワークに相談し、「あおぞら」や「みなみうおぬま」へ繋がる事例はある。
4 その他
今回の就労部会では、地活や自立訓練、生活介護などの日中活動についても多く話題になった。次年度は日中活動部会との合同開催も検討してはどうか。