平成26年度 第1回相談支援部会 議事録

日 時
平成26年6月4日(水) 10:00~11:45
 
会 場
ふれ愛支援センター 2F 大会議室
 
部会長
江部 施設長(相談支援センターみなみうおぬま)
 
担当事務局
平賀 主任(南魚沼市福祉保健部福祉課 障がい福祉係)
 
担当事務局
南雲 主事(健康福祉課 福祉介護班)
 
参集者
南魚沼地域振興局健康福祉環境部 地域福祉課 堀内課長代理
南魚沼地域振興局健康福祉環境部 地域保健課 島田主査
総合支援学校 田村教諭
小出病院 廣田精神科ソーシャルワーカー
五日町病院 古澤福祉医療相談室長
マイトーラ 池田生活支援課長
まきはたの里 戸田施設長 佐藤相談支援専門員
南魚沼市教育委員会 北島指導主事
南魚沼市保健課 山崎主幹保健師、木村主任保健師
相談支援センターみなみうおぬま 江部施設長(部会長)、堀口副主任相談支援専門員
湯沢町健康福祉課 南雲班長 南雲主事(事務局)
南魚沼市福祉課 小林係長 平賀主任(事務局)
議題
  1. 平成25年度の総括・反省・課題の抽出
  2. 平成26年度の部会活動について(①各関係機関の現状確認、②達成目標の設定)
  3. その他意見交換
記録
1 平成25年度の総括・反省・課題の抽出
1:相談支援体制(特に計画相談支援)についての検討
1か所しかない相談支援事業所での対応が困難になってきている状況を検討。
その結果として、2か所(まきはたの里、マイトーラ)が特定相談支援事業所の立ち上げを行うこととなった。
2:地域相談支援の般化
地域相談支援の支給決定までの流れを理解するため、支給決定するケースを南魚沼市、湯沢町で各1件ずつ行ってみることとした。
結果として、南魚沼市で2件の支給決定を行う【湯沢町は申請前支援で中止になった1件の対応があり】。地域定着支援は6件の対応を行っている。精神科病院との連携も確実に進んでいる。
3:特別支援学校卒業後の就労継続支援B型の利用
平成25年度から暫定措置が無くなり、何らかのアセスメントを行ったうえでの支給決定が必要となったことから、南魚沼地区においての形はどのようなものがよいか、就労部会と連携して検討。B型利用希望者を就労部会において検討し、 支給決定する流れを構築した。
4:民生児童委員向けの実施【努力目標】
実施できず

総括すると、一定の成果も残せた部会活動であったが、もう少し仕組みを構築する、相談を受ける人材を地域の中に創る、という活動には至れなかったので、これは26年度への宿題とする。
2 平成26年度の部会活動について
 ①各関係機関の現状確認
小出病院 廣田
小出病院閉院に伴い地域へバトンがつながるように相談支援センターに協力してもらいたい。
五日町病院 古澤
精神保健福祉法改正
医療保護入院の取り扱いが変更となった。
年1回ケア会議の開催、地域の方にも参加してもらうことになる。
学生の方の入院が増えている。不登校。
教育の分野と連携できている実感がない。
発達障害の方に対し明確に治療できていない。
相談支援センターみなみうおぬま 江部
発達障害の方は確実に増えている。
相談支援センターみなみうおぬまでは、計画作成で相談支援専門員一人当たり40名程度の方に対応している。
南魚沼市教育委員会 北島
障害の診断が出る子供も増えている。
特別支援学級の在学者数も増えている。
特別支援学校 田村
高等部、中学部、特別支援学校でも手帳無しの子が増えている。
相談支援センターにつながっていないが来る子もいる。
保健課 木村
以前から障害かどうか分からず接してきている状況で、途中から特別支援学級へ替えるということは親の理解を得にくい。
愛着障害→テレビ、ゲーム、DVDが助長の原因
保健課 山崎
診断名の付く子どもだけでなく、早めに特性を理解出来れば大きくなっても自分を理解し自信を失わずにやっていくことができる。
今まで鬱の診断の方が3年前に発達障害の診断を受け、具合が悪くなったケースもあり。
最近になってようやく診断されるようになった。
相談支援センターみなみうおぬま 江部
つながる支援が重要
保健所 島田
保健所への相談ケースを見ると、南魚沼・魚沼地域は関係機関の近さを感じる。
身近な分だけ相談しづらいのではないか?
 ②相談支援体制について
相談支援センターみなみうおぬま 江部
相談支援センターみなみうおぬまへ来た方を保健所へつなぐ体制ネットワークの構築が重要。相談支援センターみなみうおぬまが困難事例にも対応できるようにするには、みなみうおぬまだけでなく複数の事業所がサービス等利用計画の作成ができる支援体制が必要。7月にまきはたの里が10月にはマイトーラが指定特定相談支援事業所を立ち上げる予定となっています。
まきはたの里 戸田
事業所としては、7月1日から相談支援事業を開始する予定となっている。当初は施設入所者の作成を中心に業務の中で余力が出るかどうか協議し、月5人程度の家庭訪問を実施したいと思っている。
マイトーラ 池田
10月位を目途に相談支援事業を開始したいと思っている。
作成できる有資格者がいないため、今年は2名を研修へ派遣する予定となっている。作成の経験も無いので、まずは施設入所者を中心に進めていきたいが、他の業務と兼務もしているので、先のことは分からない。
福祉課 小林
マイトーラ、まきはたの里にどのような方を作成してもらうのか調整する場を設け細かいところをつめていきたい。
相談支援センターみなみうおぬま 江部
資料のロードマップを参照。南魚沼市は、まきはたの里とマイトーラが作成してくれることで残りの作成対象者は半分の人数となる。重度の方についても、対象者をある程度按分できたらよい。その結果、GH入居者への丁寧なアセスメントが可能となる。
 ③民生児童委員向けの研修について
福祉課 小林
民生委員の任期は3年で交代となる。どこまでをお願いするのか?
障害者虐待の対応状況については、民生児童委員協議会でお願いした。
まきはたの里 戸田
月1回の連絡会を開催しているが、ちょこっとお願いした程度では頭に残るものではない。
湯沢町福祉課 南雲
湯沢学園に通う子供達の中にバスの停留所で並ばない子がいる。 その子をどこの子だと追及する前に今月の民生児童委員の定例会で、研修会を予定している。高齢者だけでなく児童にも対応出 来るようにする。6月26日(木)午後に開催
保健課 木村
児童部会ではやっている。
地域で気になる事があったときに市役所や相談支援センターへ情報をつなぐ研修が必要。
相談支援センターみなみうおぬま 堀口
連携という意味では圏域別研修会を開催する予定となっている。
今年度は地域の相談支援体制をどうするか?障がい分野だけでなく、介護、学校関係で障がいを持っている方の最初のすくい上げが有効となる。民生児童委員の研修を行うのではなく目標を定めたらどうか?
五日町病院 古澤
2年前に塩沢商工の生徒で、毎年10人程度リストカットする生徒がいると話を聞いた事がある。本人だけでなく世帯全体の アセスメントが重要。世代を超えた縦の連携も必要。
まきはたの里 佐藤
地域に1人~2人は、問題を抱えた世帯が必ずある。支援者へ どのようにつなげられるかが重要。
相談支援センターみなみうおぬま 江部
民生児童委員への研修等については、次回もつめたい。
今年度は、障がい福祉計画策定の年となっている。
それぞれ参加者が感じた課題を3件程度持ち寄ることとしたい。
また、民生児童委員向けの研修も企画検討する。
次回の部会開催予定を8月12日、10月21日、1月20日
3 検討事項
10月2日(木)午後 メディアコントロール研修会開催
薬漬けの子を減らしたい。
10月4日(土)うおぬまフォーラム開催
内容:家族について、という内容で検討中
8月下旬~9月上旬 圏域研修会活性化していなかったピアサポート活動をどのようにしていくか?
活動目標の設定