平成26年度 第1回全体会議事録

会議名 平成26年度 第1回全体会
場 所 南魚沼市ふれ愛支援センター 2F多目的ホール
(南魚沼市坂戸399-1 銭淵公園脇)
日 時 平成26年7月23日(水) 10:00~12:00
参加者

南魚沼市身障者協会六日町地区 南雲 六日町地区代表(南魚沼市自立支援協議会会長)
湯沢町身障者協会・湯沢町障がい者相談員 大津 会長(湯沢町自立支援協議会会長)
相談支援センターみなみうおぬま 江部 施設長
(社福)雪国ボラントピア マイトーラ 井口 施設長
医療法人越南会五日町病院 貝瀬 総務係長
新潟県南魚沼保健所 佐藤 地域保健課長
南魚沼市立総合支援学校 田村 教務主任
南魚沼公共職業安定所 杉本 統括職業指導官
新潟県南魚沼地域振興局健康福祉環境部 堀内 地域福祉課課長代理
(社福)桐鈴会 黒岩 理事長
NPO法人友の家 小林 理事長
NPO法人ドリームハウス 和田 理事長
南魚沼市手をつなぐ育成会 中俣 会長
新潟いなほの会 勝又 副代表
南魚沼市社会福祉協議会 小倉 事務局長
南魚沼市民生委員児童委員協議会 渡邊 副会長
南魚沼市ボランティア連絡協議会 阿部 会長
南魚沼市障がい者相談員 林 相談員
湯沢町精神障害者家族会 原沢 会長
湯沢町社会福祉協議会 角谷 社会福祉士
湯沢町民生委員児童委員協議会 佐藤 民生委員
マイトーラ 池田 生活支援課長
魚野の家 中澤 サービス管理責任者
障がい者就業・生活支援センターあおぞら 高橋 主任就業支援ワーカー
工房とんとん 湯本 サービス管理責任者
セルプこぶし工房 黒田 サービス管理責任者
五日町病院 古澤 福祉医療相談室長
太陽大地の家 遁所 精神保健福祉士
グループホームひまわり、ケアホームおひさま 森山 サービス管理責任者
魚沼圏域障害者地域生活支援センターかけはし 舘川 専門相談員
魚沼圏域障害者地域生活支援センターみなみうおぬま 堀口 専門相談員
南魚沼市福祉保健部福祉課 駒形 課長(事務局)
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係 小林 係長(事務局)
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係 平賀 主任(事務局)
湯沢町健康福祉課 森下 課長
湯沢町健康福祉課福祉介護班 南雲 班長(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 古藤 相談支援専門員(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 高橋(事務局)

1.開会の挨拶
司会進行
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係 小林 係長(事務局)
開会の挨拶
南魚沼市福祉保健部福祉課 駒形課長
2.自己紹介
3.会長・副会長の選任
南魚沼市自立支援協議会
会長:南雲 進二 委員  副会長:中俣 マサ子 委員
湯沢町自立支援協議会
会長:大津 孝一 委員  副会長:原沢 久晴 委員
全会一致で承認
議事進行
南魚沼市自立支援協議会 南雲 会長
 
4.報告事項
(1) 相談支援事業報告
相談支援センター
みなみうおぬま
江部 施設長より報告
  1. 基本相談(利用者実数)
     地区が不明方も含まれるが、861名対応している。登録IDは1,000名以上となっているが、亡くなった方や転出した方等の支援を終了したため、880名程の対応となった。
  2. 相談支援を利用している障害者等の人数
     特徴として精神障害者の方への対応が多くなっているが、昨今知的障害の方学校卒業後の支援が多くなってきており、309名となった。 その他は障害の認定がない方や不明等のはっきりとした区別がない方も含め、79名と対応数の1割程度となった。こういった方の対応も大切だと考える。
  3. 新規相談者数
     平成25年度新規相談130名で前年比の7割となり、圧倒的に知的障害が多かった。精査すると既にサービスにつながっている方、認定調査でコンタクトが取れた入所施設の方が多かった為に知的障害のパーセンテージが多くなった。
     完全な新規として「まかろん(日中一時支援)」の利用を希望して繋がるケースも多くあった。
     サービスに全く繋がらない方が130名のうち13名程いた。相談に繋がるのがやっとの方について、これからどのように支援していくか検討していく必要がある。
  4. 相談支援方法
     相談員6名で1人あたり訪問1.5件、来所0.5件、同行0.1件、電話6.8件、メール2.5件、個別支援会議0.3件となっている。電話6.8件×相談員6名=40.8件となり、電話が繋がりにくい状況である。
  5. 相談支援内容
     福祉サービスの利用が最も多く、続いて健康・医療、家族・人間関係が多い。不安の解消・情緒不安定は特定の方の電話が多い。虐待に関する相談、権利擁護に関する相談の項目を新たに設けた。権利擁護、虐待に関する感性を研いていくことが今後の相談支援事業所に求められるところだと考える。
  6. サービス等利用計画の作成状況
     年間370件作成、うち完全な新規は32件、更新1巡目70件となった。作成率は新潟県全体では43.1%に対し、南魚沼58.7%、湯沢町76.2%であった。今年度は質を高めるのが課題と捉える。
  7. 普及啓発活動等実績
     精神障害者家族会で相談支援事業所の周知を行った。
今年度の課題はサービス等利用計画を全て作成する。
地域活動支援センターⅠ型では利用者中心の活動が少ない。今年度は自主性を生かす目的で「しゃべり場」を試みている。これはピアサポート事業にもつながる。
(2) 今年度の活動方針・組織体制について
相談支援センター
みなみうおぬま
江部 施設長より報告
テーマ「浸透」住人へ向けて発信し、障がい福祉の発展を目指していく。
部会の統合、整理
「湯沢部会」ニーズは同じだが、アプローチの違いもあり、新たに立ち上げた。
今年度は障がい福祉計画策定のために10月に1回全体会を設ける。
(3) 各専門部会報告
日中活動部会
中澤 副部会長
今年度開催回数:1回(5月26日)
日中活動かわらばん
かわらばんに通所生活介護事業所に就労サービス事業所情報を加えた。イベント情報についてもアップデートしていく。
一般の方やご家族など福祉初心者にもわかりやすいよう作成し、平均利用率も載せているので好評を得ている。
通所の生活介護は契約数が増えてきた一方で、曜日によっては空きがあるところもある。また、車いすに乗る重い心身の方と強度行動障害の方でも同じ障害程度区分(区分6)の方であった場合でも支援のアプローチのやり方が変わる。
一か所の事業所で関わるうえで支援方法等の課題を感じてる。加えて医療の対応についても急な対応ができないという課題がある。新潟市等に行かなくても地域内で対応ができると良い。
重度訪問介護
担い手、支援者の数、スキル、マンパワーが不十分。
就労系サービス
この地域で不足しているか協議してきた結果、平成26年度中に事業所の数よりも利用希望者数が多くなる可能性がある。
就労移行支援については比較的空きがあるが、就労継続支援B型については増えてきている。この点も地域課題として挙げている。障害程度が重くても働きたいというニーズは確実にある。どのように支援していくかが課題。
暮らし部会と連携していく必要があるが、移動についても課題がある。(浦佐福祉の家、湯沢あさひばらの長距離送迎)
障害者優先調達推進法。南魚沼市、湯沢町は方針策定した。
 
相談支援部会
江部 部会長
今年度開催回数:1回(6月4日)
①特定相談支援事業所の立ち上げに伴う障がい児者の相談支援体制の確立
まきはたの里が7月、マイトーラが10月から開始となる。計画作成に関して委託の相談支援事業所としては業務の整理ができてきたが、ケースの振り分け、ひとり事業所、兼務で相談支援の技術を勉強する機会や困った時に話し合いをする場を今年度は作っていきたい
まきはたの里は1人事業所、マイトーラは兼務ということで、相談支援の技術を勉強する機会や困った時に話し合いをする場を今年度は作っていきたい。
②支援者の養成
支援者を作っていく仕組みづくりが必要。研修会、実施の方法などを相談支援部会で検討しながら繋げていければ良い。
 
暮らし部会
池田 部会長
今年度開催回数:1回(5月27日)
GHニーズ調査について、今年度は第4期障がい福祉計画策定となっており、精度の高い調査を行いたい。グループホームのDVDも今年度中に作成したい。移動について、調査の実施予定。居住サービスの現況報告はニーズのみではなく、施設の現況も発信していきたい。移動についてはニーズ調査を行う。
 
子ども部会
勝又 部会長
今年度開催回数:1回(6月4日)
特別支援学級等にUD支援事業が入る。学童保育の人材育成について、実際スタッフの困り事を聞いていきたい。支援者を増やしていく目的。
災害時の避難場所として総合支援学校が利用できないか。工房とんとんでも協定を結ぶ方向。
サービスを知らない方のための勉強会を行いたい。今年度も感覚統合の親子研修会を7月30日に総合支援学校の松井先生が行うこととなった。
重症心身障がい児の親の会は2ヵ月に1回開催され、本音を語れる場となれば良い。
入浴についてもニーズがある。子どもが大きくなると家での入浴は難しくなる為、サービスに繋がれば良い。
日中一時支援のまかろんの利用は定員がいっぱいだが、まだニーズはある。学童とのすみ分けができるか、ニーズとしてまかろんの第2段が必要になるのかを検討する。
 
湯沢町部会
南雲 事務局代理
今年度開催回数:1回(5月26日)
大津会長に部会長を依頼した。次回の部会に障がい福祉計画策定委員を提案する。グループホームの開設は必要と考える。
 
5.協議事項
第4期南魚沼市・湯沢町障がい福祉計画の策定について
ニーズ調査については8/1に対象者へ郵送し、お盆頃までに返信用封筒で回収する。
南魚沼市 資料補足
調査対象者について
65歳未満で手帳所持者の半数(700人程度)
難病患者等の方は地域振興局のデータより50人程度抽出する。
発達障がいで手帳を所持していない方へ保育園、総合支援学校を通じて保護者へ配布する。(保育園児については、障害に対する受容ができていない保護者がおられることから、今回は配付しないこととした)
 
精神科病院から退院をする方のために病院をGHにする方法を厚労省で議論されているようだが、南魚沼地域の今後の方針を教えていただきたい。黒岩 委員
第4期障がい福祉計画の国の指針が出たばかりなので、今後地域での話し合いにより方向性を出していきたい。南魚沼市 小林係長
6.その他
魚沼圏域事業よりお知らせ
魚沼圏域障害者地域生活
支援センター
みなみうおぬま
堀口 専門相談員より報告
圏域の業務
支援者の資質向上のためのアドバイザー事業
発達障がいのに関する相談支援事業
専門性を深めるためにみなみうおぬまでは精神障がいの地域移行・地域定着事業
ピアサポート事業は精神障がいの地域移行・地域定着事業の一環
支援者の資質向上、処遇困難、一人職場等のアドバイザーとして圏域事業をご活用いただきたい。
 
魚沼圏域障害者地域生活
支援センター
かけはし
舘川 専門相談員より報告
療育支援事業
UD支援事業を臨床心理士、保健師、保育士と共に保育園へ訪問している。
障がい児の親の会を3ヵ月に1回開催している。親同士の何気ない話から出たニーズを各関係機関へ発信していく。
今年度は親子クラブを企画している。親同士は顔見知りでも子どもの顔を見たことがないということで親子の活動で触れ合うことが目的。
発達障がいの就労支援事業所のための支援者向けの研修会を企画している。
魚沼市では児童発達支援センターの設置を検討中。
 
うおぬまフォーラム12のお知らせ
相談支援センター
みなみうおぬま
江部 施設長より報告
10月4日に南魚沼市さわらびで「家族」をテーマに開催予定。
5.閉会
閉会の挨拶
湯沢町健康福祉課 森下 課長