平成26年度 第4回子ども部会 議事録

会議名 平成26年度 第3回子ども部会
場 所 南魚沼市ふれ愛支援センター 2F大会議室
(南魚沼市坂戸399-1 銭淵公園脇)
日 時 平成27年1月28日(水) 13:30~15:30
参加者
南魚沼地域振興局健康福祉環境部 地域福祉課 堀内 課長代理
南魚沼市教育委員会 北島 特別支援教育主事
南魚沼総合支援学校 田村 教諭
南魚沼市福祉保健部子育て支援課 高橋
南魚沼市保健課 木村保健師 貝瀬保健師
南魚沼市子ども・若者育成支援センター 駒形係長、定岡臨床心理士、林相談員
南魚沼市子育て支援センター 我田保育士
南魚沼市福祉課障がい福祉係 久地浦 主任
魚沼圏域障害者地域生活支援センターかけはし 舘川 専門相談員
魚沼圏域障害者地域生活支援センターみなみうおぬま 堀口 専門相談員
通所介護まこトレ 塗関茂 管理者
新潟いなほの会 勝又 副代表(部会長)
相談支援センターみなみうおぬま 江部 施設長(事務局)
議題
  1. 学童に関する要望書について【報告】
  2. グループワーク(障がいがある子へのサービス表作成)
  3. 今年度の活動の総括
記録
1 学童に関する要望書について【報告】
子育て支援課高橋さんより報告
学童保育の環境について、自立支援協議会から環境改善についての要望書が上がり、そのかいもあり改修等の費用に予算がついた。
現在、南魚沼市全体で730人の児童が利用。南魚沼市の小学生が3074人、3年生までで人数が約半分と考えても5割の児童が利用していると考えられる。
北辰、浦佐、六日町の大規模校は約4割が学童保育利用している。
その他の児童関係のサービスについて確認
放課後子ども教室:学童と同じように放課後の児童へのサービス。南魚沼市はややサポートが弱く、現在は栃窪小のみ。学童が整ったところは放課後子ども教室をやめる方針で進めている。国は学校と連携して学校施設を利用して実施、という話になっている。子ども教室は希望者の利用となっているが、栃窪小は学童が整備されていないので全員が利用している状況となっている。国でも省庁を超えて連携という考えになってきている(子若センター駒形係長)
UD支援事業:今年度から事務局が子若センターから総合支援学校へ移動。これまで主となって組み立てを行ってきた内山先生が異動、さらに開校1年目でまだ体制の構築が不十分な中の事業進行となった。次年度からは地域支援室を作り、そこに事務局を持っていく予定。定期訪問は全保育園終了。要望で訪問になっているが訪問を希望する声は多い。小学校で保育園の時に気になる子がフォローできているのは大きい。今後は地域支援室で電話相談も行い、地域のニーズに応えていく予定。教育委員会の学習指導センターと公開研修をニーズに合わせて行っていけたら、と考えている(総合支援学校田村先生)
保育園への定期訪問は気づきの目が出てよいと考えているが…。加配の保育士の支援がよいか、ということを専門的に見てもらった方がよいか、と感じる。手上げにはすぐに対応しており、保育園のスキルアップも加わって成果が上がってきていると感じている。加配のスクリーニングシート【項目ごとに分割することでどこに支援が必要かわかるようにしている】、柏崎のものを参考に模索中。加配がつかない方への対応も充実し始めてきている。保育士も現場に行って学ぶことが多い。異動などで現場に戻ることで循環していければよいと思う。小学校に入って、保育園でやっていたことがそのまま引き継げない場合に、それをどうやって活かすかということを考えていかなければならないと思っている(子育て支援センター我田保育士)
三金サロン:次年度も継続で行う予定。陽だまり教室が事務局となって継続か、ということは今後検討する。対象者はクレヨン参加者、通級の保護者。
作業所等の見学などを行うことも。
(南魚沼市教育委員会北島主事)
ペアトレ:H26に実施。発達障害の子を持つ親が対象。1年生から4年生。五十嵐Drがほめる、良いところを伸ばす、という視点を軸に実施。27年度も実施予定で、今回受講しなかった方を対象に行う予定だが、詳細はこれから。参加者の中で三金サロンなどをご案内するといいな、と感じている。仕事をしている方は休まなければならない?10回参加できる方が対象。参加費の徴収もよいかと考えている(南魚沼市保険課木村保健師)
2 グループワーク
(方法)
各事業の実施している業務を付箋に書き出す
年齢を縦軸として付箋を張り付けていく
そのあとで張り出されたものに対して意見交換
 
見えてきた課題
中学から高校の部分でつなぎがない。義務教育と高等学校では教育委員会の組織が変わる(中学校:市町村、高校:県)が、ここにどう対応するか。
相談支援ファイルは特別支援学校、特別支援学級に進学される子には渡されているが、 きちんと活かされているか
高校以降の社会とのつなぎをどう行っていくか
様々な支援をすり抜けていく子ども(例:高校の選抜試験をクリアする発達障がいを持った子ども等)をどうフォローしていくか
思春期の時期にキャリア教育があるとよいが、その仕組みがない
その他(連絡事項)
次年度の初回
今回の付箋を利用して、もう一度グループ化し、南魚沼市の児童支援の不足部分を考える
グループ化する軸を年齢のほかに検討する