平成28年度 第2回南魚沼市全体会議事録

会議名 平成28年度 第2回全体会
場 所 南魚沼市ふれ愛支援センター 2F 多目的ホール
(南魚沼市坂戸399-1 銭淵公園脇)
日 時 平成28年12月1日(木) 13:30~
司会進行
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係 光野 係長(事務局)
1.開会の挨拶
開会の挨拶
南魚沼市福祉保健部福祉課 滝沢 課長
議事進行
南魚沼市自立支援協議会 南雲会長
2.議事
(1)第3期南魚沼市障がい者計画、第5期障がい福祉計画のアンケートについて
Q1
アンケートについて、難病と発達障がいの対象者数と発送者数の比率が違う。(委員)
 
A1
ほぼ同率となる形で検討したい。全体数はかわりなし。(事務局)
Q2
「問12」ふりがながない。(委員)
 
A2
了解した。(事務局)
Q3
「問43」誰の相談相手か。(委員)
 
A3
「本人」である。「あなたの」と入れるか検討。またタイトルも変えることで検討。(事務局)
Q4
「問47」「社会全体」なのか「地域」なのか。また「いつ」と比べるのか。(委員)
 
A4
検討したい。(事務局)
Q5
「問15」の「見守り」の項目について。他の質問と比べ、この質問だけ異質に感じる。(委員)
 
A5
今までのアンケートでこの質問の項目だった。質問の言葉を検討してみたい。(事務局)
Q6
語句訂正。「問10」→精神障がい者保健福祉手帳、その他「害」→「がい」として統一か。(委員)
 
A6
そのように修正したい。(事務局)
Q7
「問44」、どこ誰となっているが。(委員)
 
A7
「どこ・誰」と訂正したい。(事務局)
Q8
「問29」幼稚園ではなく、こども園では。(委員)
 
A8
「など」と語尾についているのでそれで対応。(事務局)
Q9
「あてはまるもの1つに○」という項目や「すべてに○」という項目がある一方、なにも書いていない項目もある。(委員)
 
A9
修正したい。(事務局)
(2)その他
①子ども部会報告 堀部会長
ア.移動課題に対する対応と工夫
事業所が送迎等を拡大するのを検討するにあたり、マンパワー不足によるサービスの受   け入れ自体に影響が出ないように、地域において暮らし部会等による課題の検討、事業所 において送迎を外注に出す等の仕組みの部分での工夫をお願いしたい。
イ.事業所における医療行為等について関心をお持ちいただきたい
専門職の方からの報告によると、医療行為を必要とする方々が増えて生きている状況。子ども部会では事業所における看護師だけではなく介護職員等による医療行為が行えるように研修や助成、研修にかかる期間や費用についても調べていく。事業所代表の皆さま方には特にこうした方々の受け入れに前向きな検討をいただきたいとお願いしたい。
南魚沼市自立支援協議会南雲会長
移動課題など皆さんの実情をお聞かせいただきたい。
友の家小林施設長
無償のボランティアの移動の車があればいいが、責任問題があるなどと言ってもう何十年もきている。移動課題はお年寄りも障がい者も、混ぜてみんながで力を大きくしないとこの先もかわらない。
南魚沼地域振興局健康福祉環境部井口地域福祉課課長代理
市内には車がいっぱい走っている中で、素人考えではあるが小林施設長がおっしゃったようにボランティアの問題と事故の問題、両方あるのだと改めて感じた。魚沼圏域の障がい児支援の部会で、基幹病院の先生など様々な方からご参加いただいて議論の場を設けようと準備しているところである。参考までに、気管切開の痰吸引など医療行為の問題について、施設側のハードルなどお聞かせいただけるとありがたい。
南魚沼市自立支援協議会中俣副会長
今、娘を連れてきている。医療行為をしているのであずけるところがない。重度だと決まった病院から診てもらうこともできない。軽いと市民病院が対応するが、重篤になった場合は診られる病院がないのが現状である。
桐鈴会黒岩理事長
工房とんとんに重度の方がいた。今年、気管切開をし施設に来られなくなったが、なんとか受け入れたいという思いで看護師が常駐していることもあり、1月より土曜日だけ受け入れてみようということになった。ご家族は痰吸引を行っているのにヘルパーができないのはなぜかという問題がある。南魚沼で何とかできる問題なのか。
南魚沼地域振興局健康福祉環境部井口地域福祉課課長代理
医療行為として難しい問題である。痰吸引は、ヘルパー等が研修を受けていただくとそういった行為ができるようになったと受け止めている。痰吸引の研修に参加するのが難しいバリアがある。どんなバリアがあるのか。
雪国ボラントピア井口施設長
三週間の研修がある。当施設でも1名研修に行かせている。その他に実習がある。研修を受け試験を受け合格し、その後実習の施設も必要になる。金額は安いところで7~8万。高いと十何万かかる。高額なので一度に何人も出せない。マンパワーの問題、法律の問題などの課題があるのでなかなか前に進めないのが現状。家族が吸引するのは問題がない。お引き受けしたいができない実情があり、胸が締め付けられる思いである。
Q.南魚沼市自立支援協議会南雲会長
現在、市内に医療行為を必要とする人が何人位いて、日中どのように過ごされているのか。
A.南魚沼地域振興局健康福祉環境部 井口地域福祉課課長代理
職場に帰ると南魚沼市か地域なのか単位は不明だが記録があると思う。
まきはたの里戸田施設長
移動関係においてどういう課題があり、どう解決していくのか。できれば、代替案等を全体会でご提示いただけるとありがたい。
南魚沼市自立支援協議会南雲会長
移動課題については、雪の課題がある。市民バスについては障がい者が利用できない。徐々に課題解決ができると良い。
桐鈴会黒岩理事長
新潟市で差別解消条例を作った。南魚沼市差別禁止条例を作る会などを自立支援協議会が主体となって作れると良い。
南魚沼市自立支援協議会南雲会長
議論をここで整理したい。浦佐駅の昇降問題について事務局から報告をいただきたい。
南魚沼市光野係長
浦佐駅の昇降問題について、最後の協議は10月7日浦佐駅にて行った。協議の結果は、浦佐駅が、冬期間の体制へシフトを組み直し対応をする。12月12日から3月20日までの予定で週1回の対応にしたい。2月ごろ見直しをして、再開できるようであれば再開したい。
南魚沼市自立支援協議会南雲会長
差別解消の南魚沼版のご提案については、罰則がないところでは義務でもあまり意味がない。合理的配慮については解釈が難しい。意見をいただきたい。
相談支援センターみなみうおぬま髙野施設長
具体的な問題でお答えしたい。浦佐駅の問題は、障がいのある方のみが日を指定してしか通えない(利用できない)というのは明らかに障がいのない方と異なる扱いであり差別であると思う。法律では、障がいというのは本人にあるのではなく環境にあるという解釈。今回の場合は障がいは駅にあると思うので駅を改善しない限りは合理的配慮もないと思う。
Q.相談支援センターみなみうおぬま髙野施設長
今回のアンケート、いろんな障がいの方がどうやって答えてくれるのかという当たりも検討していかなければならない。アンケートだけでなく、インタビューなどで実態調査を行い数字で表れない調査も必要ではないか。
A.南魚沼市光野係長
今年度はアンケートをとる。H26年度計画段階で障がい団体からヒアリングをさせて頂いていたので、今後同様に行っていく方向で検討している。
相談支援センターみなみうおぬま髙野施設長
身体障がい者の方がふれあい支援センターにある自動販売機のボタンが押しにくいと、シルバー人材センターの方に伝えたところ、車いすでも届くように改善してもらうことができた。
南魚沼市自立支援協議会南雲会長
差別解消の南魚沼版については、事務局で預からせていただきたい。
3.その他(連絡事項)
まきはたの里戸田施設長
全体会の中で、子ども部会だけではなく他の各部会の中で実施されている進捗状況も含め、課題、活動内容などを披露して頂けたらと思う。
閉会の挨拶
南魚沼市自立支援協議会 中俣副会長