平成28年度 第3回暮らし部会 議事録

会議名 平成28年度 第3回暮らし部会
場 所 南魚沼市ふれ愛支援センター2階 多目的ホール
日 時 平成28年12月22日(木) 9:30~
参加者
南魚沼総合支援学校特別支援教育推進室長 田村 靖
南魚沼地域振興局健康福祉環境部地域福祉課長代理 井口哲亨
セルプこぶし工房サービス管理責任者 田中 瞬
太陽・大地の家 支援員 金井ゆみ子
グループホームひだまりサービス管理責任者 中野 豊
社会福祉法人桐鈴会 事務長 島村義彦
ケアホームおひさま、グループホームひまわり管理者 小林裕子
南魚沼市社会福祉協議会 生活支援係 主任 青木知明
相談支援センターみなみうおぬま 堀口賢二(圏域アドバイザー)
相談支援センターみなみうおぬま 相談支援専門員 上村留美子
湯沢町福祉介護課福祉係 係長 泉川千秋
暮らし部会部会長 マイトーラ生活支援課長池田和幸
暮らし部会副部会長 南魚沼市身体障がい者協会六日町地区代表 南雲進二
以下、事務局
相談支援センターみなみうおぬま 相談支援専門員 古藤正洋
湯沢町福祉介護課福祉係 森下主事
南魚沼市役所福祉課障がい福祉係 光野係長
議題
報告事項
  1. JR浦佐駅上越線を利用する方への対応要望について
  2. 今年度のグループホームのニーズ調査について
協議事項
  1. 入居施設、グループホームの空き状況について
  2. 新年度のグループホーム開設について
  3. 介護人材への資格取得支援について
  4. グループホームの入所調整(フロー)及び利用推薦の優先順位について
  5. その他(意見交換)
記録
1.司会・開会の挨拶 池田部会長
2.報告事項
(1)JR浦佐駅上越線を利用する方への対応要望について
H28.10.7(金)午前 JR浦佐駅へ要望実施
本人希望は、週3回であったが週1回JRにより通うことで話が整った。
検証後、2月に再度JR浦佐駅と協議を行う。次回協議の場で何とか回数を増やしたいと考える。
エレベータ設置が一番良い方法とは思うが、設置までの間の対応ということでお願いをしてきた。
エレベータ設置については、市企画政策課を通じて要望を行っている。
(2)今年度のグループホームのニーズ調査について
今年度は、障がい者計画・障がい福祉計画ニーズ調査により対応したい。
今年度南魚沼市はニーズ調査にかえるということだが、湯沢町のニーズはどうなっているのか。(事務局)
湯沢町部会では今年度ニーズ調査を行う予定はない。(湯沢町)
今後のニーズ調査はH29年度に方針を決める。
3. 協議事項
(1)入居施設、グループホームの空き状況について
マイトーラ 1名入所により 定員60名のところ54名。今朝、一人退所し53名。お正月明けに1名入所予定。
GHおひさま おひさま7名、ひまわり6名満床。
1月魚沼市に移る方がいるので、1名空く。
来年4/1から同一事業所となる。事業所名「グループホームおひさま」となる。
太陽・大地の家 自立訓練・生活訓練 23名/入院が2名
ショートステイ 週末に6名。空床なし。
週末使いの方が多い。
(2)新年度のグループホーム開設について
現在「さかどホーム」で1名の空きが出ている。
平成29年4月1日から、新グループホームの運営を開始する。
入所定員5名。知的と精神の方を対象に考えている。
男女混合で運営する。
4月1日開所なので、設備を整えている最中。基本的工事にはまだ着手できていない。1月中に着手予定、工事は2月いっぱいまでかかる見込み。
これから体験利用などを行っていく。
世話人3名募集しているが、集まっていない。
場所は、現さかどホームのすぐ近く。
地域で不足しているので、4月から居室をうめる予定か(委員)
はい。5名をうめる予定で動いている。
(3)介護人材への資格取得支援について
南魚沼地域振興局健康福祉環境部 井口課長代理より資料に基づき説明
第2回暮らし部会において、桐鈴会島村事務長から問題提起があった。
その件について、県担当者に照会した結果をご報告する。
介護業務は、障がい福祉分野のサービスにも介護保険分野と同様に存在するにも関わらず、補助対象となる介護施設・事業所に該当しないため、障がい福祉施設・事業所で介護業務に携わっている職員は補助が受けられない。
複数の事業を展開している法人において、同じ資格等を取得しようと意気込んでいる職員にとっては、不公平感(介護のみあること)が強く経営サイドとしては困った問題となっている。
介護は地域医療介護総合確保基金を財源としており、障がい福祉分野のサービスについては対象とされていない。
障がい福祉サービス事業所等の職員に対する資格取得等について現時点で県による助成はない。福祉・介護人材の確保という点で施策充実を国へ要望している。
介護と障がいの差があり困っていた。少しでも、このようにご確認いただいたことはありがたく思っています。(委員)
圏域要望にあげるよう検討する。(事務局)
(4)グループホームの入所調整(フロー)及び利用推薦の優先順位について
優先順位をつけることは賛成。やっていただかないと困ることと思う。(委員)
市報掲載によって、事業所はどう考えるのか。(委員)
市報掲載により、事業所問い合わせが多いと思う。
市報掲載により、たくさん情報の問い合わせがありパンクしないか。
問題ない(桐鈴会)
GHいくつもあるので、困る。(南魚沼福祉会)
現場見学を想定してまでフロー作成はしていない。大雑把に作成している。(事務局)
GHについて、介護と障がいとの明確な違いを洗練していく必要がある(委員)。
市報で周知をしていくことで情報提供をしてくやり方と、同時に今まで行っていたGHのニーズ調査の役割分担(使い分け)をこれからどうするべきか。把握した調査と市報と連動を持たせたほうが良いのではないか。連動したうえでのリスト作成になるのか。(委員)
連動までは考えてない。市報で募集した場合、そんなに多くはないと考えている。新規でGHが設置された場合の情報提供について、GHのニーズ調査への影響はないのではないかと考えている。(事務局)
実質今までの調査はデータとしては把握したが、実用は、市報等にのせその都度掲載して申し込みがあったものを、GH待機者のリストに載せ最終的に順位をつけるという想定でしょうか。(委員)
GHのニーズ調査とは、施設がGHを作るときにニーズがあるのかどうかを提案する、この1年以内の新鮮な情報を提供したい。これだけニーズがあるからGHを作っていただけませんかという情報提供であったのでないか。(事務局)
去年くらいのリストでは優先順位をつけて実動に近いリストだったと記憶している。基本的にはリストの順位が高い人が次に入所する人だという捉えのもとでのニーズ調査だったと解釈していた。市報の募集が、根拠を持って優先順位を付けたという状況があったものを皆ひっくり返されると、今まで調査をしていた人、新たに来た人、順位をつけて同じならいいが次なるリストととらえていたニーズ調査のつもりで動かしていて毎年アップデートしていこうということまで話をしていた。もう作らないということならいいが、使い分けをどういう風にするか。(委員)
去年、ホームに空きが出たというときにニーズ調査をしていたデータがあったが、小林係長の時に別に調査を始めた。本来であれば何か月に1回やっていきましょうというものが年に1回になり、実名を入れてやっていくことで具体的にニーズにな って来た。そのやってきたものが変わっていくので事務局としても悩ましいところ。それはそれで必要だったなという思いもある。(事務局)
初回の時に名前を持っていてどこが保管してどこが個人情報を保護して、どこが廃棄していくのかという問題定義があった。(事務局)
ニーズ調査を生かすためにどういう風にやっていくかという方法を考えませんかというつもりの提案。使えるデータとして個人名もADL情報、世帯状況も含め調査して、あまりもの膨大な個人情報を一事業所が保管するのはどうか、生きている情報をどうやって生かしていくかというのを議論したのが前回か前々回だったと思う。このデータは有効活用していくものだという前提でお話をしていた。(委員)
第2回の時に個人情報を保管しておくのはなかなか困難であるから、それについて実名までついて今後集めないほうが良いのではないかと提案していますが、その場で発言がなかったように記憶している。(事務局)
基本的にはニーズ調査は生かしていくものだと考えておりました。(委員)
過去の実名まで入ったものについて生かしていきたいということか。(事務局)
ニーズがあるからこそGHは必要だという話になっていた、仮に作るときにはこういった人から把握していこう。ここのグループの中で供していければ大切なリストなので残したほうがよかったと思う。市報との募集がかかった時に市報を優先するのか、市報と今までのリストも含めて順位付けをしていくのかを知りたかった。(委員)
サービスがつながっていない方のニーズを吸い上げたうえで、今まであったGHのリストを無駄にするということではなく、生かしつつ新たな方も取り入れた中で順位付け会議に持っていけたらいいと思う。今までのリストを使わないという趣旨のことではない。(事務局)
今年度障がい福祉サービスのアンケートを実施するというなかで同じような項目があるということで今年は代替しましょうという話の流れになった。(事務局)
今までしていたニーズ調査の名前まで入れてかは分からないが、全くやらないとか今までのリストを生かさないとかそういうことではない。広く浅く周知した中で本当に必要な方に対して提供したい。リストの順位付けの指標として2-1の資料を作成して点数化した中で、点数の高い方から順位付けをする。(事務局)
市報を締め切った段階で、市報で集めたリストと今までのリストとを調査等で足して判断していく。(事務局)
募集がかかった時に本人が申し込めないとき、相談員等が代わりに申し込まなきゃいけないときに、人によっては10人とかをその都度その都度申し込まないといけないという作業になるのか。(委員)
新規(フロー)のものができたとき、全部申し込みをしなければいけないと勘違いされているのでは。(事務局)
市報から発表されて集約するところに、リストの連絡をしなければいけないということか。(委員)
空床のときは、今まで通り作っていただいたリストを生かし適切な方を推薦してただく。(事務局)
新規についてのリストは単発で終わりにするのか。(委員)
GHを作る際、すでに目星をつけている場合もこのリストに載せるのか。(事務局)
石打にできたら、湯沢の方は利用できないのか。(事務局)
南魚沼が所管になるので、行政サイドで打ち合わせをすることになると思う。(事務局)
大和の人が魚沼市を利用しているが、南魚沼がほかの町を受け入れていないと魚沼市を利用できなくなるのではないか。不利になるのではないか。(事務局)
おひさまでは十日町魚沼市からの問い合わせが多い。住んでいる人もいる。空きがないかという問い合わせも来る。(委員)
GHが新しくできるというとき、法人はどこにどういう形で情報を流すか。(委員)
情報としては市役所へ。(事務局)
ここに細かく他市のことを書いていくのは難しい。GHが充足してきて新規に作る必要がなくなったりすればGHの入所調整事態が必要なくなるのではないか。充足していない中での南魚沼地域の入所調整のローカルルールではないかと考えている。(委員)
他市にGHができたとかいう積極的な話は聞いたことがない。だいたい風の便りで聞こえてきてこちらから問い合わせをする。エンゼル妻有がGHを新規で作られたときは基本的にエンゼル妻有で宿泊しているが周りにGHがなくて宿泊の自立訓練で有期限だからこそ、そういった人たちがもうちょっと地域にフィットするためのもう一つの中堅受け皿で作られたのがエンゼル妻有のGHだった。ほぼ外部募集なくエンゼルで募集をかけたという形。千寿かたくりというGH、なかまの家の地域移行のために作ったのは悪い方法ではない。そういったことで使ってもらえればいいと思っている。そもそも南魚沼、湯沢にGHが足りていないというニーズのもとに作ろうという状況があるので、基本的に南魚沼、湯沢の人たちのニーズの人たちのGHであっていいのかなと思う。風の便りを聞いた相談員さんがどうだろうかという話になるので、いろんなところで他市のフローを作るようになると、きりがなくなるので、南魚沼、湯沢のニーズを優先することを念頭にしてもよいと思う。仮にニーズが充足されてそれでもGHを作るということになった時はほかの市にも募集をかけてみてもよいと思う。あんしんさんのGHも空きが出るが私たちのところへ積極的に募集をかけるということはなく風の便りできいたりしてこちらからアクセスするというのが今までのやり方だったので、周知に関しては、その程度で区切ったほうがいいと思う。(委員)
(5)その他(意見交換)
地域生活支援拠点など意見交換は次回とさせていただきます。